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<JEIものがたり>フリーロックライフケアシステム

2019年09月27日 [ 社長コラム ]


今月は「JEIものがたりⅡ」、フリーロックライフケアシステムについて。
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JEIは一九六二年の創立当初から、
電気錠を中心とした防災重視の機器、システムを作ってきました。
約二〇年間はフリーロックの製造販売が中心で、
直販とOEM供給の両方を行っていました。
一九八二年に現会長が、翌年私(現社長)が入社し、
電気錠だけでなく、松下通信工業ビジネスホンの開発業務や
松下電器産業ボタン電話(ビジネスホン)の販売を手がけるようになりました。
当時はNTTがまだ電電公社の時代で、
公社ビジネスホンから民営のビジネスホンへ乗り換えることで
コストが安くなる時代でした。
民営のビジネスホンに切り替え手続きに電話局へ行くと、
快く思わない公社の人から、色々と言われたモノです。
このビジネスホン販売業務で、松下電器さん指導のもと
営業の基礎、顧客開拓、顧客管理、施工技術、など様々なものを学びました。
昭和から平成に入る頃、ビジネスホン販売の競争激化から
JEIの祖業である電気錠販売メーカーへ回帰しようという事になり、
それまで販売の中心であった精神病院から
老人ホームへの市場開拓の可能性を現会長が探りました。
地図にプロットしてみると結構な数の老人ホームがありました。
一九六二年神戸市北区万寿園様に電気錠システム納入が決まりました。
神戸の山奥にあるこのホームは、毎年何名か行方不明者が出る、
認知症で徘徊し、園に戻ることができない人が居るとのことでした。
そこで、徘徊する方に微弱電波の発信器を持ってもらい、
入り口に近づくと電気錠が閉まる、離れると開く、という
簡単な仕組みを取り付けました。
その後、園では行方不明者が無くなり、大変喜んでいただきました。
ここに、JEIの老人ホーム向けライフケアシステムの原型が生まれました。
その後、従来の精神病院や役所中心だった営業対象を
老人ホーム、福祉施設に大幅に転換しました。
国の施策、ゴールドプランの追い風もあり、
特別養護老人ホームが沢山建つ時期にも重なりました。
非常出口一斉解錠電気錠システムに加え、
入居者のバイタルデータを取り、危険な体調変化を報知するリストケア、
ベッドから離床するとお知らせするマットセンサ、
トイレで一定時間動かないとお知らせするトイレセンサ、
ベランダ引き戸を開放制限する15㎝プレート(これが後のケアロックにつながる)、
園の入り口自動扉の制御、など
日頃介護でお困りごとを解決する様々なシステムを組み合わせ
自在に納入するようになりました。
堺市のある施設様では、生き生きセンサ、つまり
生きて活動しているか、活動停止しているかを
床に取り付けたセンサで感知するという先進的なシステムも納入しました。
これら全て、お客様のお役に立ちたい、の一念で生まれたものたちです。
営業マンも技術マンも、お客様から
昨日はこんなことがあって困ったものだ、というお話を聞き、
持ち帰っては知恵を出し合って、
あるものを組み合わせたり、無い物は作ったりして
工夫し、実験して、製品化してきました。
JEIにはこのDNAが流れています。
通信インフラも、センサ技術も進んだ現在、
JEIにやれることは沢山有ります。お客様に聞いてみましょう。
今月もありがとうございます。

日本電子工業株式会社
山之口良子

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