11月16日(土)成功は他人のお陰
2013年11月16日 [ 広報ブログ ]
人は心の奥に、<自分の能力をみとめてもらいたい>という承認の欲求があります。
この欲求は、成功するとつい自分の手柄にしたくなり、
反対に失敗すると何かに責任を転嫁しがちという心理作用として働いてきます。
日本には、「俺が俺がの『我(が)』を捨てて、お陰お陰の『下(げ)』で生きよ」という昔からの教えがあります。
成功した時は、自分のことを誇るのではなく、
協力してくれた人たちを前面に出しなさいという教えです。
「皆さんのお陰で成功することができました。ありがとうございました。」と、
感謝の心で頭を下げます。
失敗した時は、「私の力が及ばず、目標を達成することができませんでした」と頭を下げるのです。
テレビをはじめ、マスメディアでの表彰やインタビューを見ても、
言葉の中に人間性が現れるのがよくわかります。
自分の手柄を誇示するのは、自分を小さく見せるだけで、
今後の協力も得られないことを知るべきでしょう。
今日の心がけ◆“お陰”の精神を大切にしましょう
(引用:『職場の教養』11月号)