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社長コラム

易経の教え、冬至占い

2020年12月15日 [ 社長コラム ]


暖かい日が続いた後、急に寒くなり、体調管理に気をつけたいこの頃です。
今回は、易経の教え、冬至占い について書きます。
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皆さんは易(えき)というと、
お箸みたいな棒を持って道ばたで占いをするおじさんを想像しますか。
易経(えききょう)は中国、
四書五経(大学、中庸、論語、孟子、易経、詩経、書経、礼記、春秋)の中で
最も古いものです。
易というと占いだと思うでしょうが、違います。
人生で起きる様々な事象にどう対処していくのかという教えが
六十四の物語に編まれています。
様々な幸運や困難がやってくる、
その時にぴったりなことをすれば必ずうまく行く、
中(ちゅう)すると言います。
冬の氷の上に種をまいても育ちません。
春の軟らかい土に種をまくのが中することです。
中するとはバランスを取ることではありません。
問題を一段高い段階で解決し新しく別な形に創造する働き、
それが中するなのです。
君子占わず、とあり、ものごとの変化の兆し(きざし)を知れば占う必要は無い、
自分の頭で考え、必ず出処進退を選択できるようになる、との意味です。
兆しとは、まだ目に見えない小さな変化だが、
有意注意でじっくり観察していると見えてくるのです。
世界は陰と陽によって成り立っている、
陰は消極的、全てのものを受け容れてはぐくみ育てる、例えば大地、
陽は積極的、発するもの、例えば天、とされています。
韓国の国旗はこの陰陽を表しています。
「二人心を同じにすればその利(するど)きこと金を断つ」
二人が心を合わせると固い金属も断ち切るほどの力を発揮する、
という言葉は心に残ります。会社も仲間もこうありたいです。
このコロナ禍も人災と言えるでしょう。
易経では自然に倣って自然や人を大切にする
生き方働き方をしなさいと教えています。
困難なときや理不尽さが一番人を成長させると書かれています。
易経では一年の始まりは一陽来復、
つまり陰が極まって、陽が一つ戻ってくる時、冬至を始まりとしています。
今年は十二月二十一日です。
この日の早朝に心を静めて志を立て、志を確認し、自分の一年を占います。
良い卦が出なかったら駄目、ではなく、出た卦が一年の行く末を示しています。
どんな卦が出ても、身を慎み慢心に留意し、
その卦に書かれているぴったりな事をすればうまく行くのです。
今の世の中の不安定な状況は何かを私たちに教えています。
こんな時でもぴったりな行動をすれば人生は開けていくのです。
思い通りにならない、理不尽な今だからこそ、
私たちJEIパーソンは世のため人のために何ができるか、何をすべきかを熟考し、
冬至占いを通じて志を立てて進んでいきましょう。
今年もありがとうございます。

株式会社JEI
山之口良子


事業の成否は企業の格よりも創造性

2020年11月27日 [ 社長コラム ]


急に秋が深まり、年末の足音に少々気ぜわしいこの頃ですが、
第一四半期を終えて、しっかりと一年の計を見直しておられる事と思います。

今月は、日経新聞「私の履歴書」KDDI相談役 小野寺正氏、
事業の成否は企業規模にあらず、について書きます。
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十月から一一月にかけて、KDDI小野寺氏の
「私の履歴書」連載が日経新聞に掲載されていました。
連載の中に何度も稲盛和夫塾長のお話が出てきました。
ご存じのようにKDDIの創業者は京セラ創業者でもある稲盛和夫塾長です。
KDDI設立時のお話は稲盛塾長から何度も聞きました。
当時の通信は電電公社(現NTT)に独占されており、
高い通信料金が日本で当たり前だったのです。
京都のセラミック製造企業である京セラが
全く経験の無い通信事業へ乗り出すには社内から大反対がありました。
幸い京セラには厚い内部留保(利益の貯金)があり、
反対を押し切って新分野へ進出したのです。
この時、稲盛塾長は何度も自問したそうです。
「動機善なりや、私心無かりしか」
NTTが独占していた通信料金を下げて自由競争のもと、
多彩な通信サービスを実現して国民の幸福に貢献したい、
決して自分だけが儲ける為では無い、と考えました。
競争相手は国鉄(現JR)、道路公団(現JH)、
トヨタをはじめとする大企業連合、など、
京セラが太刀打ちできる相手ではありませんでした。
アンテナや通信線の敷設も一番不利な場所しかなく、後ろ盾も無く、
孤立無援な状態でKDDIはスタートしたのです。
そこで、小野寺さんが仰ることに、こうしたインフラの有無や
母体企業の格、知名度といった要因は、
結局、事業の成否にほとんど関係なかった。
社員一人ひとりの頑張りや創意工夫、あるいは業界再編などの節目で
経営陣が正しい判断を下せるかどうかと言った要素の方がはるかに重要で、
ほぼ同時に出発した新電電各社はその後大きく明暗を分けた。
企業家精神は今もKDDIにしっかり息づいているが、
他のエスタブリッシュメント系の新電電は
ほとんどが業界再編の海に飲み込まれ、形を失った。
これが競争の恐ろしさであり、面白さでもある。
このお言葉が私達に示唆する事は、事業の成否は、
会社が大きいとか、資金力があるとか、歴史があるとか、
東京大学出身の社員が多いとか、目に見える要素はそう重要では無い、
大切なのは一人一人の社員が
いかにじぶんごとで自分が社会に対して何で貢献できるか、
人・物・金が無くても、知恵を絞り、工夫を重ね、
実行していく気概を持っているかどうかであるという事です。
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京セラも全く畑違いの通信業界へ進出した結果、
セラミック部品メーカーから総合電子部品メーカー、
携帯電話完成品メーカーへ大きく成長して行ったのです。
幸い、JEIには無い無い尽くしの環境が整っています。
あなたの創意工夫、有意注意が
明日の日本のセキュリティ業界を変えていきます。
何も無いから、生み出せる、
そんなJEIで一緒に仕事できる私達は幸せです。
打つ手は無限、日々考えていきましょう。
今月もありがとうございます。

株式会社JEI
山之口良子


テレワークのカギは理念共有

2020年10月29日 [ 社長コラム ]


朝夕ぐっと気温が下がり、月が冴え冴えと美しく見える季節となりました。
第一4半期を充実させておられることと思います。
今月は「テレワークのカギは経営理念」を書きます。
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このコロナ禍の中、JEIは政府の緊急事態宣言にそって
感染予防対策や在宅勤務、時差出勤など
考えられることは全てやってきました。
世間では在宅勤務も含めたテレワークが一気に進みました。
おそらく感染症流行が無ければ全く手つかずのままだったでしょう。
在宅勤務は通勤時間も無く、効率的に仕事ができる優れた勤務体系です。
でも、お休みでも自宅待機でもありません。
集中できる、話しかけられたり何か仕事を指示されたりが無い、
外からの電話も無い、など色々とメリットが多いです。
片方で、会社にいない人の仕事を
会社にいる人がカバーしなければならない、とか
連絡が取りにくいなど不便な点もあります。
目の前で働いている姿が見えませんが、
常にベストを尽くして働いてくれていると私は皆さんを信頼しています。
でも、私個人的には皆さんの元気な顔を毎日みたいので、
見られないのは寂しいですね。
ここで大切なのはJEIパーソンとしてのJEI理念理解とその実践です。
誰かに自分の仕事の予定、計画を管理してもらうのでは無く、
自分で自分を律して、予定通り、計画通り、
いや更に高いパフォーマンスを生み出すのです。
これができないとJEIは生き残れません。
その時に自分を律する指針がJEI経営理念であり、
利他の心、仲間のためにというフィロソフィ精神です。
面と向かえなくても、異なる意見を持つメンバーたちが
JEIの目指す先へ集まっていく力が求められます。
情報共有が更に大切になります。各人が自律分散型に動いていくのです。
『JEIの目指す先』は、経営理念、60期の経営方針戦略シートなどに立ち返ってください。
これらを噛みしめて噛み砕いて自分の物にしてください。
社長は分かってくれない、会社は変わらない、と嘆く前に
発言発信しましょう。あなたが変われば会社は変わります。
自宅で自分一人で誰にも邪魔されず能率が上がる、
しかし、人間それだけではなかなかモチベーションを維持することが難しいです。
職場で他愛も無い話をするとか、
邪魔されて困ったと思ったが突破口を見出すきっかけになった、など
人と人の関わりは何か化学変化をもたらすのです。
雑談は雑ではなく、外からの刺激にもなります。
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Zoom創業者エリック・ユアン氏は、
Zoomは単なるビデオ会議システムではない、
競合は居ない、あえて言うならFacebookだ、
コミュニケーションの新産業を創るという意味でしょう。
テスラの本業はEV製造販売ではなく、
テスラ社の車が全世界を走り回って集める画像、
センサのデータを記録・活用し半自動運転プログラムや保険に活かしていく、
というビジネスが本丸なのです。
集中できる在宅勤務で、JEIのものづくり、サービスづくりで
社会に貢献できるビジネスを練り、トライアルしてみませんか。
今月もありがとうございます。

株式会社JEI
山之口良子


JEIと原爆

2020年08月31日 [ 社長コラム ]


連日、例年以上に暑い日が続きますが、
新しい期を迎え、ワクワクして毎日過ごしておられる事と思います。
感染症対策としても、熱中症対策としても、
栄養と休養、水分補給、適度な運動、笑うことで免疫力を高めるなど
意識的に努めてくださいね。
今月は、原爆記念日とJEIについて書きます。
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八月は六日が広島原爆の日、九日が長崎原爆の日、十五日が終戦記念日と
戦争にまつわる記念日が多い月です。
七十五年前、この日本で起きたことが
今や歴史の彼方の昔の話になりつつあります。
八月六日は広島原爆の日です。
一九四五年八月六日、広島に原子爆弾が投下され、
亡くなった人は九万人とも十六万人とも言われます。
なぜ、この記念日を取り上げるか、
それはJEIと深い関係があるからです。
ご存じのように、創業者宮崎長生、私の父ですが、
神戸生まれですが、育ちは広島で一家全員広島で原爆にあいました。
その後、大阪に出てきて、祖父忠一は貿易業を起こし、
その後、長生もその会社に入りますが、
自分がやりたい電気電子の道を模索してJEIを起こしたのです。
家族全員被爆しましたが、特に祖父は大やけどを負い、
首から背中にかけてやけどの跡があり、
子供心にもとても怖かったことを覚えています。
その他の兄弟も、ガラスの破片が刺さったあとや怪我のあとがあり、
大変な命の危険をくぐり抜けてきたのだなと感じました。
祖父や父から聞く原爆投下の話は、この世の地獄でした。
大やけどを負った祖父を父が背負い、
たまたま通りがかったトラックに乗せてもらって
病院に行けて治療が受けられ、命が助かったのです。
また、父とすぐ下の弟、恒夫が交替で中学校から作業に出ており、
たまたまその日は弟が作業に出ていました。
爆心地のすぐそばで作業していたので、遺体すら見つからず、
靴が片方だけ見つかったそうで、
亡くなったのだろうと思うしかなかったのです。
このとき、私の父、長生が作業に出ていたら、
私は生まれることも無く、JEIは誕生することも無く、
フリーロックもできませんでした。
そのことを思うと、この戦禍を乗り越えて、今がある、
全てに感謝する気持ちになります。
JEIが生まれてくれて、皆さんと出会うことができて、
この仕事をさせていただくことができています。感謝です。
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毎年、八月六日広島の平和記念公園には世界中の核兵器廃絶を望む人達が集まってきて、
平和について、核兵器がこの世から無くなる事について真剣に対話しています。
六日早朝から開催される式典には世界中の国々の代表が参加されています。
是非一度参加してみてください。
日本人として、地球人として心の底から突き動かされる感情があふれてきます。
世界で唯一の被爆国である日本の一員として
何かできないか、何かしたい、気持ちになります。
私達は奇跡に近いご縁で今ここに居ます、この仕事に就いています。
JEIはセキュリティ製品で世界平和に貢献して行きましょう。
今月もありがとうございます。

株式会社JEI
山之口良子


エンジャパンの日経全面広告

2020年07月31日 [ 社長コラム ]


今年も豪雨による災害が全国各地であり、本当に心痛む日々の中
感染症対策にも腐心されていると思います。
自分を守る、周りの人を守る、ことが
みんなの幸せに繋がると信じて、
明るく前向きに笑って行きたいです。
二〇二〇年七月一四日エンジャパンの日経全面広告から書きます。
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今こそ、若者を鍛え、若者を活かす国に。
新型コロナウイルスが社会に与えた影響は深刻です。
大きく変化した人々の消費行動やライフスタイル、
働き方はもう元には戻りません。
「アフターコロナ」の新しいパラダイムに適応できなければ、
企業が生き残ることは困難だと言えます。
その時、カギを握るのは二〇代の若者です。
インターネットに常時接続された世界に生まれ、
スマホを中心としたデジタルデバイスに親しみ、
SNSや動画コンテンツによる情報の受発信にも長けている。
真のデジタルネイティブとして、
DX時代における企業のあり方に
新たな発想をもたらす存在だからです。
しかし、単に若い人材を頼ればいい、と言う話ではありません。
彼らがチカラを最大限発揮し、
活躍できるよう育てる責任が企業にはあります。
ところがこの国では近年、「ワークライフバランス」のかけ声の下、
労働時間の削減ばかりが注目されるようになりました。
少子高齢化、人口減少社会に突入し、日本経済の右肩下がりが
予測されて久しいにもかかわらず、です。
「もっと休もう」、「早く帰ろう」、と皆でよびかけるこの
「やさしさ競争」の中で、果たして人は育つのでしょうか。
企業は生き残っていけるでしょうか。
やさしさだけでなく、厳しく鍛えることもまた必要なのではないでしょうか。
鍛えるとは、大声で叱ることでも
長時間労働を強いることでもありません。
二〇代という若さに期待を込めて、少し高い要望を出し続けること。
チャレンジングな仕事を与えること。
それによって、自分の頭で考え、自ら行動し、
革新を生み出す若者へと成長していきます。
私達は社会課題の解決に挑む学生や若手社員の育成と
そのような環境作りに取り組む企業の支援をおこなってきました。
今、コロナ禍を転じて令和を飛躍の時代にできるかどうか、まさに瀬戸際です。
私達は皆様と一緒にこの国の未来をつくっていきたい、
未来を担う若い人財をともに育てていきたい、と決意を新たにしています。
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JEIが今取り組んでいる若者育成はまさにこのように、
厳しくも愛のあるどこに出しても恥ずかしくない
JEIパーソンをつくる事、です。
本当にやり甲斐のある仕事に巡り会ったら
寝食を忘れて没頭できるでしょう。
一生のうち、そのような機会に出会えるかどうか、それは自分次第です。
打ち込めば打ち込むほど自分に返ってきます。
打ち込まなければそれなりしか返ってきません。
どちらもあなたの選択次第です。
やり甲斐は自分が創るのです。天から降ってこないのです。
私はJEIで出会った全ての方に、
幸せで生き甲斐を持って働いていただきたい。
それは働くことは自分を高める修行であり、生き甲斐であるからです。
JEIも二〇代社員が二〇%を占めるようになりました。
皆さん、生き甲斐ってなんでしょう。
あなたは生き甲斐をもって、毎日生き生きと生活していますか。
今期も本当にありがとうございます。

株式会社JEI
山之口良子


変化できる会社に競争力

2020年07月15日 [ 社長コラム ]


今年の梅雨はそう降らずに穏やかに過ぎて良かったです。
未だ、コロナ禍の中、感染拡大は一進一退を繰り返し、
沈静化する様子はありません。
皆様、ご家族の方々含め、手洗いうがいマスクで防御し、
明るく笑って免疫力を高めて吹き飛ばしましょう。
今年も皆様へ賞与をお支払いできること、本当に幸せなことと思います。
仕事がある、仲間が居る、お客様がある、
事の有りがたさ、身にしみて感謝感謝です。
今回は、日経新聞六月二三日マネーフォワード辻庸介社長の
「変化できる会社に競争力」について書きます。
-------
どう発想を切り替え、舵取りを刷新するか、
新型コロナウイルスが企業経営者に突きつける課題だ。
激しい変化に対応できる会社が生き残り、
従業員のやる気を引き出す環境作りが重要になる。
会社とは何か、自分は何のために働くか、
そういう本質的なことを考える人が増えたと思う。
監視することで従業員を働かせるといった外発的動機による管理は難しくなる。
働く人が自らモチベーションを高めて頑張る内発的動機が大事になっていく。
この時期に業績が苦しいから売上高を一円でも増やせと命じる経営者の元で
やる気が出るかと言えば、出ない。
会社は価値を提供するからこそ存在できる。
その価値をもう一度社内で共有し、
社会をよくする為に何ができるか議論し行動すれば
内発的動機が高まるのではないか。
この先、業務提携の相手を選ぶなら、コロナ問題のなかで
次々と新たな手を打っている会社にすべきだ。
確かに、こういう状況で適切に動き、変化できる会社が競争力を持つ。
三年、五年後に差が出る。今変われない会社は永遠に変われないと思う。
多様な人財が集まっている会社が競争力を高める。
オンラインとオフラインを組み合わせることが生き残りに必要だ。
コロナによってイノベーションが進んでいない分野が浮き彫りになった。
教育と医療が目立つ。
イノベーションはITに強い人がいれば起きると言うものでは無い。
その分野の事情や構造を理解していないとだめだ。
業界に関する深い知識経験とテクノロジーの掛け合わせがイノベーションを生む。
リスクを取れる人が居ないとその分野は変化しない。
DXは進み、AIが進化すれば仕事のやり方も変わり、
無くなる雇用もある一方、生まれる雇用もある。
どこに需要が生じるか読み、自分のキャリアを合わせる戦略が個人に求められる。
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このコロナ禍の中、働き方はがらりと変わりました。
朝礼でいつもお話ししますが、五八年生かされてきたJEIが
今こそ何ができるかを真剣に考え、
自分たちの業務でお客様のお役に立つ製品、
お困り事を解決するサービスがご提供できないか、
頭を絞るときです。
私達が今居るセキュリティ業界、電気錠の世界を良く知っている私達が
Iot機器やネットワーク技術を手足や五感として使いこなせば
より安全に便利にする技術を提供したら、そこに化学反応が起きます。
まさに今のJEIのベテラン陣と若い世代の人たちの化学反応そのものが
イノベーションを生むのです。
イノベーションというと、大上段に構えた
すごい発明のようなイメージかもしれませんが、
お客様がオッと驚く、はっとする、良いねと喜んでくださる、
その積み重ねがJEIのイノベーションです。
今月もありがとうございます。

株式会社JEI
山之口良子


一流の人 人生が変わるハガキ道

2019年07月29日 [ 社長コラム ]


今月は西中務弁護士、「一流の人、人生が変わるハガキ道」について書きます。
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毎月、「到知」を事務所で輪読しています。
到知出版の藤尾秀昭社長は一流の人の共通点として、
①無茶苦茶情熱家 ②出逢った人を味方にする 
③苦しみ悩みを顔に出さない ④親祖先を大切にする
との4条件をあげています。
②の会った人を味方にするについて、私が実践していることを記します。
人生の幸不幸はどれだけ多くの友達を持つかによって決まると言われています。
例えば、何らかの困難に遭遇したとき、
友人が十人しか居ない人、百人の人、千人の人によって
その対処の仕方が違うのでは無いでしょうか。
起業するにしても、セミナーを開催するにしても
友人が多ければ多いほどよいと思います。
ハガキ道の大家、坂田道伸氏は、人間の実力は友達の数であり、
それを証明するのは年賀状の数といっています。
私は友達を作るために、出逢った縁のある人に必ず複写ハガキを書くようにしています。
インターネット社会の弊害で人々の心の絆が失われています。
その時、肉筆によるハガキはまさに、
いのちといのちの呼応であり、心の絆をより深くします。
ハガキの内容は「逢った喜びと感謝」「再会と健勝を祈念する」等です。
逢った翌日か二,三日のうちに到着するように投函します。
①病気で入院した人があれば見舞いではなく、励ましのハガキを書きます。
②喪中の挨拶に対し、悲しみを共に分かち合うハガキを書きます。
③結婚・退職・独立・転居などの場合、励ましのハガキを書きます。
④知人がテレビ・新聞などのマスコミに出演したり
取り上げられたときにはすぐ、見たよというハガキを書いて励まします。
⑤著作物など送ってきたとき、すぐに読み感想文をハガキで書きます。
私はメール、パソコンをやりませんので手書きです。字は下手な方が良いのです。
下手であればあるほど相手に安心感を与え、
親しみを感じさせ、相手方に優越感を与えるのです。
テレビのサザエさんは四十五年以上続き、
高視聴率を保っているのは磯野家の人は少し間が抜け不完全な人だからです。
私は以上のことをして、味方づくりに日夜努力しています。
たった五十円の一枚のハガキで一言の言葉で人を慰めたり、励ましたりして、
縁を深めることができるのであれば、これほど意義ある事は無いと思います。
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お墓参りで④のご先祖様に感謝する機会がお盆にはあるでしょう。
西中先生は三年前お亡くなりになりましたが、いつもお会いすると必ず
味のある文字、温かい言葉が書かれたハガキをいただきました。
ご本人が無茶苦茶情熱家でエネルギーあふれた方でした。
弁護士として訴訟の無い世の中を目指しておられました。
大阪弁護士会館であった偲ぶ会にも多方面の方々が何百人も参列しておられました。
その方の本当の功績はお葬式を見ればわかるとも言います。
昨今のネット社会にあっても手書きのお葉書をいただくと本当にうれしいものです。
一通のメールをもらうよりも深く印象に残ります。
ネット社会の今だからこそ手書きの価値が高まっています。
私は絵はがきを使っています。コメント欄が少なくすみますので。
味方を増やすというと打算的に聞こえますが、
敵よりも味方が多い方が豊かな人生を送れます。
味方の中でも、この人にはかなわないな、ここがすごい、こんな人になりたい、
という人達との出逢いがあれば、味方の中の味方にしてしまいましょう。
近づいて吸収して真似してみましょう。接点が多い、関心が高いほど近づきます。
ある社長さんは、離れて暮らすお母様に十年間毎日ハガキを送り続け、
お母様は毎日そのハガキをポストの前で待っていたそうです。
それはお母様が亡くなるまで続き、
何束にもなったハガキをお棺の中に入れて見送られたそうです。
良い事はTTP(徹底的にぱくる)してみましょう。お客様の心に残ります。
今月もありがとうございます。

日本電子工業株式会社
山之口良子


ダイバーシティ進化論コラム 同質組織から脱却を

2019年06月28日 [ 社長コラム ]


今月は二〇一八年十二月日経新聞ダイバーシティ進化論コラム、
ライフネット生命創業者出口治明氏 同質組織から脱却を について書きます。
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今年はつくづく組織におけるダイバーシティ(多様性)の重要性を実感した年だった。
日本の経済成長を支えてきたものづくりの現場で相次いだデータ改ざん問題は同質性が高く、
閉鎖的な組織文化が色濃い日本企業のもろさを浮き彫りにした。
コンプライアンスよりも組織の論理を重視する。
不条理な命令であっても上司には逆らわない。
同質組織のもたれあいが行きすぎると自浄作用が働かなくなる。
異論を唱える存在を排除しようとする組織の在り方が、
一連の不祥事の根底にある気がしてならない。
こうした風土を根底から変えるにはダイバーシティが決定的に重要だ。
多様な価値観や経験を持つ社員が多様な意見を出し合い、
組織にとってより良い判断をする。
しかし同質性を重んじてきた日本の大企業には、
無意味な慣習を打ち破ろうと自ら立ち上がる社員が極めて少ない。
マイナス点がつかないよう縮こまり既存のルールに黙って従う人が多数派だ。
職場でストレスを抱えている人に届けたい事実がある。
1年は八七六〇時間。うち日本人が働いている時間は二〇〇〇時間ほどで二割強に過ぎない。
この数字は「人生において、仕事なんてたいしたことではない」という事実を示している。
「たいしたことではない」というと、
仕事をおろそかにして良いと誤解されそうだが、そうではない。
仕事が全てでは無いと認識してこそ人は、職場において信念に基づく言動を貫く勇気を持てる。
過剰に上司の顔色をうかがう必要も、組織の慣習を部下に押しつける必要もなくなる。
結果、自分なりのやり方で効率的に成果を上げることに集中できるようになる。
メンバーがあうんの呼吸で動く同質性の高い組織が効率的だった時代は過ぎ去った。
テクノロジーが急速に進化する中、個人も組織も変化適応力が無ければ生き残れない。
同質組織から脱して、ダイバーシティを進めること。
日本企業の成長と働く人の幸せの双方を実現する鍵はそこにある。
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企業の成長と働く人の双方の幸せを実現する鍵が多様性ダイバーシティとあります。
企業が伸びることと、従業員の幸せは車の両輪です。
会社が良くならないと従業員の生活は良くならない、
従業員が幸せで無ければお客様に喜んでもらって会社が良くなることは絶対に無いのです。
JEIはもたれあいから自浄作用が効かなくなるのではなく、
品質や自分たちの課題にあまり敏感でなく、
自浄作用を働かせるのに時間がかかってしまうことがあります。
どうしたらビビッドに即行で動けるようになるでしょう。
「仕事なんてたいしたことではない」という事実を真面目に受け止め、
仕事以外の人間修行がもっと大切と知る事です。
1年八七六〇時間のうち二〇〇〇時間余りしか仕事に使っていないのですから、後は何の時間でしょう。
1日八時間睡眠として二九二〇時間、食事入浴1日三時間で一〇九五時間、あと二七四五時間も残ります。
この時間で信念に基づく言動を貫く勇気を持てるように修行するのです。
本を読み、旅に出て、人に会い、一流のものに触れ五感を磨き、体力をつけ、
身体も心も柔軟性をつけ(身体の硬さは心の固さにつながります)、変化対応力を高めます。
あなたの人生を豊にし、仕事に厚みを与えます。
JEIには上司の顔色をうかがって安全パイをとって口をぬぐう人は居ないです。
しかし、考えても何を言っても会社は変わらないと自分を小さく思わないでください。
もう一歩前に踏み出して、一時上司の不興をかおうが皆のためになることを
勇気と信念を持ってやり抜く、そんなJEIパーソンの集まりになりたいです。
建設的、利他のご提案を耳を大きくして、お待ちしております。

日本電子工業株式会社
山之口良子


人生100年時代の備え

2019年05月28日 [ 社長コラム ]


元号も改まり、お正月が二度来たような気分です。
節目に皆さんは何を描いておられますか。
今月は日経新聞二〇一九年一月一四日
秋元康さんに聞く 人生一〇〇年時代の備え について書きます。
------- 
いつの時代の若者も自分が老人になることも死ぬことも全く考えていないと思いますよ。
働くことの意義は金銭的、経済的なこと以上に自分が必要とされているか、
されていないかということの確認事項だと思います。
必要とされる人財となるには集団の色に染まらない方がいいのではないでしょうか。
自分の色を持てるかどうか、それがアイデンティティです。
人と比べてマジョリティの中にいた方が傷つかないですが、その分個性は埋没します。
AKB48のヒットも確信と言うより勝手な思い込みでした。
僕の願望で有り、プライドで有り、信念でした。
数限りなく失敗もしたし、ヒットしなかったコンテンツに対しても同じように思い込みがありました。
根拠の無い自信を持っていないと、その根拠が覆されたときに自信も崩れてしまいます。
なんとなく、いけるとか、自分がそうなりたいと思う事が大事です。
だまされたと思ってやってみたら、と良く言います。
当人は本能の声を聞くというか、自分の中にある欲望や思考、哲学を開放することが大事なのに、
それを飼い慣らそうとしてどんどん面白さが無くなるのです。
ある程度の年齢になったら嫌いなものは嫌いでいいですが、若者は食わず嫌いを無くすことも大事です。
これは必要ないとか、少し触っただけで違うと思うのは避けた方が良い。
あるとき寿司店でコハダを食べて、美味しくなかったとしても他に美味しいお店があるかも知れない。
最初に食べたコハダで自分は苦手だと思う意識を持つことがもったいない。
天職とは結果的に続けられているものと言うことでは無いでしょうか。
私自身は「こういう仕事をやってもらえませんか」と依頼がきて、
それを断ることはできるだけしなかったと言うだけです。
むしろ好奇心の方が強く、この人はなぜ僕に頼んだのだろうと思う事が多かった。
若いときのパワーの源は好奇心でしたね。
成功や人に評価されるというのは氷山の一角に過ぎません。
僕にとっては成功も失敗も好奇心が満たされているときは等価値です。
終わった瞬間の満足度は同じです。
-------
秋元康さんというと稀代のヒットメーカー、やること全て成功する人というイメージですが、
失敗も沢山されているのですね。
秋元さんの言葉で、「印象に残る幕の内弁当は無い」を聞いたとき衝撃を受けたことを覚えています。
確かに、印象に残っているお弁当は鰻重だったり、牛丼だったりしますね。
食べ物の好き嫌いは人の好き嫌いに通じるので、何でも食べる習慣をつけたいです。
根拠の無い自信を持つのは難しいかも知れません。
それを裏付けるのはこうありたい、こうなりたいと強く思う自分の信念と努力でしょう。
いつの間にか実現したような気持ちになって自信が湧いてきます。
じーっとしていても何もやってきません。
人から頼まれたことは試され事です。あなたにできっこないことを頼んでは来ません。
あなたならできると思ったから頼みに来るのです。
返事はハイッと0.2秒、損得考えずにまず受けてみると違う自分の可能性に気付きます。
昔は私は決して即受けることができず、自分に得か損かばかり考えていました。
返事はハイッ喜んでに切り替えたら、人生が変わりました。
時々失敗しますが、概ね自分が今までに間違いを知らないうちに乗り越えていたり、ビックリの連続です。
自分の中にある欲望、思考、哲学を開放して、発言してみよう。
だまされたと思ってやってみたらどうでしょう。

日本電子工業株式会社
山之口良子


柳生家の家訓

2019年04月28日 [ 社長コラム ]


今年は寒暖差が大きく、桜も例年以上に美しく楽しめました。
新たなメンバーを迎えて各部門初心に還ってお仕事に邁進されていることと思います。
今月は、三月十一日、日経夕刊、明日への話題コラム、
NEC会長 遠藤信博氏の 柳生家の家訓 について書きます。
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卒業式の季節、社会人としての新たな意識で、
日経を読み始めている方もおいでだろう。
思い切り頑張られることを切に祈念する。
若さはそれだけでポテンシャルである。
自らの人生を切り拓いて、花を咲かせるポテンシャルがある。
そのポテンシャルを大切に、そして大いに活かして人間社会に大きな貢献をしていただきたい。
「小才、縁に出逢って縁に気付かず。中才、縁に気づいて縁を活かさず。
大才、袖触れあう縁をも活かす」新入社員の研修などでも引用される柳生家の家訓だ。
私も会社の研修で使わせていただいている。
さて、ここで書かれている「才」とは一体どのような才能のことを言っているのだろうか。
センシティビティー(感受性)?確かに縁に気づくには必要な能力だが、これだけでは縁は活かせない。
そして、センシティビティー自体も、生まれつき持つ力では無く、自ら育てないといけない。
私は、ここで言う才能は、「強い意志」だと説いている。
企業を通して人間社会に貢献したいという「強い意志」こそが、「才」に当たるのでは無いだろうか?
強い意志を持っていれば、お客様に接したときも、お茶を飲んで懇親を深めるだけでは無く、
要求がどこに有り、どのようなソリューションの提供がより良い貢献になるのか、
いろいろな角度から質問し、お客様を理解する努力をするだろう。
そして、これを継続することで、お客様、あるいは市場の持つ本質的欲求を
理解することができるようになり、更に強い意志で欲求にこたえるソリューションを
提供できると思っている。「意志あるところに道あり!」
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柳生家は徳川家剣術指南役として、表看板剣術、諜報活動も担っていたと言われ、
幕府の影の立役者とも言えます。
奈良の小さな武家が、政治の中枢に食い込むには並々ならぬ努力と精進があったことでしょう。
情報は人が運びます。お金も人が運びます。向こうから歩いては来てくれません。
ここで仰っている強い意志を持つ、ですが、
私はそんなに意志は強くないから無理、と思ってしまいます。
しかし、強い意志、とは一時強く思うだけでは無く、
熱量は低くても、この課題を解決したいと、ずっと継続的に、諦めず、
有意注意でアンテナを張ることでもあります。
すると、そのアンテナに必ず引っかかる人、情報が来ます。
それをチャンスの女神に正面タックル、とぐいと掴んで、自分のものにして、
かみ砕き、対策を考えていきます。
でも、ぼーっと生きてると、アンテナに引っかかりませんから
いつまでもチャンスの女神と巡り会えません。
袖すり合うも多生の縁、人との出会いを必然と思って、大切に感謝することで、
チャンスの女神はあなたの前にいつも現れます。
今月もありがとうございます。

日本電子工業株式会社
山之口良子


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