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1月8日(水)日本の美徳

2014年01月08日 [ 広報ブログ ]


中東の人々が、日本人のある習慣に注目しています。


2009年、サウジアラビアで日本を特集したテレビ番組が放送されました。

その中で、日本の小学生が机を雑巾がけする姿が、視聴者に衝撃を与えたのです。


サウジアラビアでは、学校清掃をメイドや外国人労働者が担っており、子供が関与することはありませんでした。


テレビを観た教育相の指示により、翌年から、二校で児童による教室清掃が始まりました。


すると、その習慣が家庭に持ち込まれ、子供たちが家の中を進んで片づけ始めたのです。

学校も清潔になり、病気にかかる子供も減りました。


今では1200校が、教室清掃を実施しているそうです。


日本では清掃も教育の一環として捉え、公共心を育んできました。


日本人は電車やバスに乗るときも整列乗車を守ろうとしますが、こうした公共心は、勤勉、誠実、責任感などと共に、代々受け継がれてきた美徳と言えるでしょう。


世界に誇れる伝統を大切に守り、さらに広げていきたいものです。


今日の心がけ◆良い伝統を守りましょう。


<引用:『職場の教養』1月号>



これを読んで、正直びっくりしました。

小学生の頃から、授業が終われば机の上に椅子を乗せ、教室の奥に運んで掃除が始まる。

これが当たり前に育った私です。


日本の小学生達がこれを読んだら、サウジアラビアの子供たちが恵まれている!羨ましい!と思うでしょう。

しかし、自分が使った物・場所を自分が綺麗にする。

これは“当たり前”の事。

この“当たり前”を、幼い頃から教育されているかいないかでは、大人になってからの行動・考え方に大きな違いが生まれる思います。


困った人が居たら助ける。人に迷惑をかけない。社会生活を行う上での道徳。

これら公共心はこういったところから育まれたものなのですね。


また、サウジアラビアの当時の教育相の方は素晴らしいと思いました。

他国の教育方針を速やかに自国に取り入れる。

たやすくできることではなかったと思います。

寛大なお心と本当に自国の子供たちへ愛を持たれた方だと感じました。


古き良き日本の習慣・文化を他国の方に認められるのはとても嬉しい事です。


古き良き日本の習慣・文化を改めて見直したいと思います。


ありがとうございました。


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