STOPザ食品添加物(食の安心安全)
2018年09月14日 [ 健康経営通信 ]
合掌 朝夕は少し過ごしやすくなり、空を見上げれば秋の雲がみられる季節となってきましたが、
皆様におかれましてはお健やかにお過ごしでしょうか。
当社は8月より新しい期がスタートしており、早ひと月が過ぎました。
期首からスタートダッシュで頑張ってまいります。さて、今号では食品添加物について考えてみます。結手
―STOPザ食品添加物(食の安心安全)―
●日本人の食品添加物の年間一人あたりの平均摂取量はなんと4kgもあります。
1ヶ月にしたら役333g、1日にすると約11gで正解でもトップクラスの量です。
無添加の食材を使って手作りにこだわりたいものです。
●アメリカでマーガリンのはんバイは法律で禁じられているのはご存知でしょうか?
危険なのはトランス脂肪酸という脂質の一種で、
牛肉や乳製品などの天然の食品にも含まれていますが微量です。
加工食品では、液体状の油から半固形~固形の油を作るときに、このトランス脂肪酸は発生します。
そして含有量が多く、これが「トランス脂肪酸は危険!」と言われる原因のものです。
半固形~固形の油で代表的なものはマーガリン、ショートニング、ファットスプレッドなどがあります。
加工して作られた半固形~固形の油を用いて調理したものも、
トランス脂肪酸を大量に含んでいることになります。ビスケットやクッキー、ケーキ、フライドポテト、
ポップコーンなどは、これに当てはまることになります。トランス脂肪酸を多く含む食品を食べれば
それだけ摂取カロリーが多くなり、肥満にまっしぐらということになります。
肥満になれば、高血圧や高脂血症(脂質異常症)、糖尿病などのリスクが上がりますので、
生活習慣病にになり、命の危険が出てくるのです。
トランス脂肪酸の危険な効果の2つ目は、動脈硬化のリスクが上がることです。
トランス脂肪酸を多く摂取すると、血液中の悪玉コレステロールが増えて、
善玉コレステロールが減少してしまう事がわかっています。つまり、脂質異常症になるということです。
脂質異常症のリスクが上がると、それだけ血液がドロドロになり
血管壁に負担をかける事になりますので、動脈硬化びリスクが上がります。
動脈硬化のリスクが上がれば、同時に心筋梗塞や脳卒中のリスクが上がります。
どちらも死に直結する疾患ですよね。
だからトランス脂肪酸は危険であり、制限すべきとされているんです。
マーガリンやショートニングの代わりにバターやオリーブオイルを使いましょう。
ケーキやクッキーより和菓子を食べましょう。
●その他の食品添加物
「明日も石井のミートボール」で有名な石井食品は、ポリシーとして
「お母さんが知らない原材料は使いません」という考えを掲げていて、無添加調理を追求しています。
おにぎりひとつとってみても、お母さんが作るとご飯、塩、海苔、梅干しなどですが、コンビニで買うと
グリシン(艶出し)、増粘剤(加工澱粉、増粘多糖類は発がんの可能性あり)、アミノ酸(うまみ成分)、
ph調整剤(リン酸塩が入っていて、摂りすぎると骨粗鬆症になる危険性あり)、
香辛料抽出物(殺菌効果や辛味をつける働き)、具材では明太子、たらこには添加物として
亜硝酸ナトリウム(毒性が強くて発ガン性物質に反応する)が入っていますが、
鮭と昆布は添加物が少ないです。ちなみに、コンビニおにぎりで添加物の少ない順は、
1位セブンイレブン、2位ローソン、3位ファミリーマート、4位ミニストップ、5位サークルKサンスク。
以上のように、おにぎりひとつとっても食品添加物で溢れかえっています。
試しにセブンイレブンで昆布のおにぎりを買ってみましたが、添加物なしでした。
無添加の食材で使った手作りにこだわりましょう。