骨密度低下に注意!(特に女性)
2019年03月29日 [ 健康経営通信 ]
合掌 皆様、陽が長くなりあちらこちらから桜開花の便りが聞こえてくる今日この頃です。
皆様におかれましてはお健やかにお過ごしでしょうか。
いつも健康経営通信をご覧いただきありがとうございます。さて、今号では「骨」について考えてみます。 結手
―骨密度低下に注意!(特に女性)―
●「體」 旧字で骨が豊と書いて「体」と読みます。
●足(踵)への刺激で骨密度アップ
靴を履いている前提で立った姿勢では踵落とし、つま先立ちになり踵を床に落とす。
座った姿勢では足踏み運動で踵を落とす。いずれも1日30回を目安にやってみましょう。
室内で素足なら、その場でジャンプもいいのですが、畳やカーペットの上など踵への
衝撃が少ない床なら良いと思います。これだけで老化防止や顔のしわ対策になります。
踵への刺激でオステオカルシン(カルシウムが骨に沈着する際に必要なたんぱく質)と
いうホルモンが分泌されます。
このホルモンは脂肪細胞を小さくする作用があり、ダイエット効果も期待できます。
●咀嚼能力 向上
固い物を食べる人の方が、やわらかい物を食べる人より骨密度が高い傾向にあります。
食事以外で咀嚼能力を維持向上させるには、ガムを1日に10分間噛むのも良いと言わ
れています。
●骨に良い食べ物で骨をしなやかに(骨折の危険度が下がります)
カルシウムと大豆イソフラボンを含む食材を摂ることです。大豆イソフラボンと
合わせてビタミンKを含む食品を食べると骨代謝マーカーが上がります。
●老化を防ぎ、美肌を維持するビタミンK
ビタミンK1は葉緑体から合成されるため、葉物野菜や藻類に豊富に含まれます。
葉物野菜ならパセリや春菊、モロヘイヤや大根の葉など、藻類なら海苔やわかめに
多いです。ビタミンK2は納豆に多く含まれます。出血時には血を固める働きがあり、
カルシウムを骨に沈着させて丈夫にする働きがあります。
また、女性には美肌効果があり、男性は精力が向上します!
以上、骨密度低下に注意しましょう!