10月8日(木) コーヒーがこぼれて
2015年10月08日 [ 広報ブログ ]
ある日の午後のことです。
デスクでコーヒーを飲んでいた人が、
何かの拍子でカップをひっくり返してしまいました。
その人はすっかり慌ててしまい、コーヒーがこぼれた机を前に、
どうしたらいいかわからない様子です。
同僚のSさんは、<あーあ、やっちゃったな>と、
横目でその様子を眺めていました。
すると、近くにいた同僚が雑巾を持ってきて、サッと吹き始めたのです。
Sさんは、ただ傍観していた自分が急に恥ずかしくなりました。
日頃は、もし困っている人が近くにいて、
自分にできることがあれば手助けをしたいと思っている
優しいSさんです。
しかし、いざそういう場面に出くわしても、
体が動かなかったのです。
思っていることと、実際に行動できるかどうかは違うことを実感しました。
困っている人に手を貸したいという思いを、
今後は、一つでも二つでも実行に移そうと決意したSさんでした。
今日の心がけ◆サッと動ける人を目指しましょう
<引用:職場の教養 10月号>
日頃思っていることと、実際そういう場に出くわした時に
日頃思っていることが出来ない事がよくあります。
後で考えて 「どうしてあの時出来なかったんだろう・・・・」と悔やみます。
ただ、そういう事に気づいて、改めて思いを強くし次に活かせるのだと思います。
"気づく"事が大切なんだと思います。
気づくことによって、考えます。
考えることによって、"思う"より強く頭に残り心に刻まれます。
我が社では、毎月1度「フィロソフィから実践へ勉強会」を開催しています。
書籍『京セラフィロソフィ』の輪読であったり、ビデオ観賞、
時には資格試験の勉強会、技術継承の講習の時もあります。
参加者に配布されるレポートは「気づきメモ」と言います。
その勉強会で各自が気づいた事、次に活かすことを
書きます。
なかなか日常で習慣化しているところは
"気づく"ことは少ないかもしれませんが、
ふと周りを見回してみると"気づき"が沢山あると思います。
「今日のお月様 綺麗だな」とか・・・
その"気づき"が、社内、家族のコミュニケーションに
有効なんです。
"気づき"が更にレベルアップして"関心"になれば、
必ず好循環になること間違い無し!
ありがとうございました。