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返事は「ハイ!喜んで!」頼まれごとは試されごと!

2017年04月28日 [ 社長コラム ]


今年は冬が長く、春が短いように感じます。
今月は江上 治さん、経済界、運命転換思考、について書きます。

アメリカの世界的企業Googleのビジョンに「イエスと言おう」というものがあります。
「だめ」「できない」や「でも」「だって」とは反対の「イエス(YES)」です。
『How Google Works』(日本経済新聞出版社)という本には、元のコネチカット大学学長のマイケル・ホーガンの言葉が引用されていますが、そこにはこう書かれています。
「頻繁にイエスというのだ。イエスといえば物事は動き出す。イエスといえば、成長が始まる。イエスは新たな経験につながり、新たな経験は知識と知恵につながる」
これがGoogleの「イエスの文化」醸成です。
イエス、オッケー、わかった、やろう、といえばものごとが動き出し、
成長も始まって、新しい経験にもなる。
それはまた、知識や知恵を生み出すもとになる、といっているのです。
要は、ものごとに対して、イエスから入るのか、ノーから入るのかということ。
これが、幸せな運命と不幸せな運命の分岐点なのです。
イエスといってしまえば、「いかにしたら、できるか」がテーマになりますし、ノーと切って捨てれば、あとは「できない理由」を探すだけです。

過去に何度か書いてきましたが、返事は0.5秒!返事はイエスかハイ!しかない。
返事は「ハイ!喜んで!」頼まれごとは試されごと!気づいたら直ぐする、即今着手!
これってGoogleでもやっていたのですね。はい喜んで、には国境が無いのですね。
難しい仕事や変化の無い仕事に向かっていると、つい、ノーと言いたくなり、変化を嫌い、出来ない理由を並べたくなります。そこでこのイエスと言おう、を思い出してください。
ノーの多い人は自分でノーと言っている自覚が少ない人です。
ノーが日常で、空気になっていて、気づかないのです。
脳がノーに向いていて、無意識にイエスを排除しています。
出来ない理由、ノーの理由がわかる人はそれを裏返すとイエス、できるの理由がわかる人です。
それがわかっているのにやらないのは勿体ない。そこで一歩踏み出してください。違う景色が見えます。
前に踏み出して失敗しても、踏み出さないで失敗するよりも得るものが大きいです。
エジソンは電球を発明するとき一万回失敗したそうです。
「失敗では無い、うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ」といってどこ吹く風だったそうです。
人生二度無し、今日は二度と戻ってこない、限りある人生、イエスを沢山言って、お客様に、仲間に、喜んでもらえる会社でありたいです。
今月もありがとうございます。

日本電子工業株式会社
山之口良子


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