1962年創業の信頼と実績、国産初の電気錠・電気錠制御盤メーカー。設計・開発・施工・修理・保守まで一貫対応。

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成功の秘訣

桜の季節となり、一年で一番過ごしやすい時期はあっという間ですから、身体を鍛える、行きたいところへ行ってみるなど新しい挑戦をされていることと思います。今月は倫理ネットワーク一月号より、社会は倫理経営を希求している、より書きます。

 これからの企業の在り方を考えるキーワードとして公益資本主義という言葉があります。ベンチャーキャピタリストの原丈人さんが現状の私益の追求に行き過ぎた資本主義から本来あるべき公益的なところに戻すべきだという論調を書いておられます。元々日本にある思想の中にそのヒントを見いだせるかも知れない。大正時代に内村鑑三が星野嘉助氏(現・星野リゾート社長の祖父)に渡した、人生の目的は金銭を得るに非ず、品性を完成するにあり、などと、非常に良いことが書いてあります。古いものではあるけれど、経営者に向けた内村鑑三からのレターとして、もう一度ここに向かっていこうという指標になるかもしれません。
大正十五年七月二十八日 星野温泉若主人の為に草す 成功の秘訣 六十六翁 内村鑑三

一 自己に頼るべし、他人に頼るべからず
一 本を固うすべし、然らば事業は自から発展すべし
一 急ぐべからず。自動車の如きも成るべく徐行すべし
一 成功本意の米国主義に倣うべからず、誠実本意の日本主義に則るべし
一 濫費は罪悪なりと知るべし
一 能く天の命に聴いて行うべし、自ら己が運命を作らんと欲すべからず
一 雇人は兄弟と思うべし、客人は家族として扱うべし
一 誠実に由りて得たる信用は最大の財産なりと知るべし
一 清潔、整頓、堅実を主とすべし
一 人もし全世界を得るとも其霊魂を失わば何の益あらんや。人生の目的は金銭を得るに非ず。品性を完成するにあり。

今や飛ぶ鳥を落とす星野リゾート星野社長のお祖父様に内村鑑三先生が書かれた書簡で、その文字、行間に内村先生の教育者として人を導く愛があふれているように見えます。
内村鑑三先生は、当社の社員にも推奨している著書「代表的日本人」を書かれた、明治から大正の教育者、宗教学者です。英語が堪能で外国のありようにも詳しいからこそ、日本人の誠実、まことについて一家言お持ちだったのでしょう。
当社に引き当ててみると、誠実によりて得た信用は最大の財産、という言葉です。
顧客の期待を真摯に受け止め、誠実に仕事を遂行するという経営理念を毎週唱和してもらっています。
信用を積み重ねるには長い年月がかかる、しかし失うのは一瞬、とも言います。
信用は一朝一夕には作れません。
過去、創業者が国産初の電気錠を作り、先輩達がその事業を切り開いてきた、地道な仕事の積み重ねの上に、今、私たちは居ます。更に私たちが良い仕事を地道に続けることで後に続くJEIパーソン(≒当社の人材)の仕事の礎になる信用が積み重なっていきます。
今私はその一つの信用のかけらを積んでいるのです。そして、人生の目的は金銭を得るに非ず、品性を完成するにあり、これは京セラフィロソフィで稲盛塾長が述べられていることと同じです。
フィロソフィを学ぶことで、人生哲学を持つ事によって、人から尊敬され愛されるようになり、素晴らしい人生を送ることができる、その為にフィロソフィ輪読会を十年続けています。皆さんで、素晴らしい人生をつくり、ともに送っていこうではありませんか。

日本電子工業株式会社
山之口良子

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