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ピンチは成長の大チャンス

暑い日が続きます。
今月は、TVドラマでも話題のチアダンから、致知七月号より書きます。

テレビドラマ チアダン。そのモデルとなっているのが福井商業のチアリ―ダー部JETSです。
顧問を務める五十嵐さんが語った生徒たちとのエピソードがとても印象的でした。
今年の冬は北陸を中心に大雪が降った影響で、福井もすごかったんですよ。
あまりの大雪に物資の輸送が一時ストップして、どこの家庭も灯油や食料が底をつくなど本当に大変でした。
そのせいで学校も一週間休校になったのですが、実はその時点でラスベガスの大会当日まで二週間を切っていたんです。これには困りましたけど、正直なところとても大会どころの騒ぎではありませんでした。
それでも三日も経つとちょっとは余裕が出てきたので、少しでも生徒たちの不安を取り除こうと、ある作戦を立てたんです。どんな作戦かと言うと、一日の練習時間を三分割にして、生徒同士が練習メニューを決めて出来栄えを動画で送り合うというものでした。
そんなこんなでようやく雪が収まって一週間ぶりに学校が再開したので、早速通しで演技の練習を行いました。
久しぶりの練習でどうなることかと思っていたんですけど、この時の演技はびっくりするほど素晴らしかったんです。
全然合わせる練習をしていなかったのに、息がピタッと合って本当に感動的な演技でした。
正直に言いますと、ラスベガスで優勝した時よりも、その時の演技のほうが断然よかったですね。
これっていうのは、一人では踊れない、仲間って必要なんだ、みんなと会えて嬉しいっていう気持ちが、その瞬間にピタッと合った。やっぱり気持ちなんだって思いました。彼女たちの気持ちが一つになる瞬間を、私は初めて味わいましたね。
私は生徒たちに対して、「ウェルカムピンチ」っていう言葉をよく教えているんです。
「ピンチはチャンスだ」って言いますけど、これはその最上級なんです(笑)。
ピンチはあったほうがいいんだと。生徒たちはそのピンチを見事に乗り越えたわけですけど、その原動力になったのが、学校に来られることへの感謝とか、仲間に対する感謝の気持ちといったものが内面から溢れ出てきたからだと私は思いました。

TVドラマも楽しみに見ていますが、世界レベルのチームとなると練習も努力も凄まじいのでしょう。
このお話は、個人の仕事とチームの仕事に通じます。チームでは仕事を細分化し、何人かで分担します。
自分の部分だけが完成しても他のパートと組み合わせてみるとうまく繋がらなかったり、
製作意図がずれていたり、全体で見て初めて分かることがあります。
チーム、組織で仕事をする事は、1+1=2の当たり前を、1+1=3にしたり、5にしていく事です。
人間一人では生きていけません。チームで仕事をすると、一人ではできない偉大なことを成し遂げられます。
ピンチも来ます。ピンチはチャンスより、更に前向きなウエルカムピンチ、なかなかそう思えないでしょうが、口に出して言ってみると案外気分が明るくなって何か浮かんでくるものです。
ピンチは成長の大チャンスです。今期も沢山のピンチ、ウエルカム、乗り越えるの面白い、と進んで行きましょう。
今月もありがとうございます。

日本電子工業株式会社
山之口良子

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