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一流の人 人生が変わるハガキ道

2019年07月29日 [ 社長コラム ]


今月は西中務弁護士、「一流の人、人生が変わるハガキ道」について書きます。
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毎月、「到知」を事務所で輪読しています。
到知出版の藤尾秀昭社長は一流の人の共通点として、
①無茶苦茶情熱家 ②出逢った人を味方にする 
③苦しみ悩みを顔に出さない ④親祖先を大切にする
との4条件をあげています。
②の会った人を味方にするについて、私が実践していることを記します。
人生の幸不幸はどれだけ多くの友達を持つかによって決まると言われています。
例えば、何らかの困難に遭遇したとき、
友人が十人しか居ない人、百人の人、千人の人によって
その対処の仕方が違うのでは無いでしょうか。
起業するにしても、セミナーを開催するにしても
友人が多ければ多いほどよいと思います。
ハガキ道の大家、坂田道伸氏は、人間の実力は友達の数であり、
それを証明するのは年賀状の数といっています。
私は友達を作るために、出逢った縁のある人に必ず複写ハガキを書くようにしています。
インターネット社会の弊害で人々の心の絆が失われています。
その時、肉筆によるハガキはまさに、
いのちといのちの呼応であり、心の絆をより深くします。
ハガキの内容は「逢った喜びと感謝」「再会と健勝を祈念する」等です。
逢った翌日か二,三日のうちに到着するように投函します。
①病気で入院した人があれば見舞いではなく、励ましのハガキを書きます。
②喪中の挨拶に対し、悲しみを共に分かち合うハガキを書きます。
③結婚・退職・独立・転居などの場合、励ましのハガキを書きます。
④知人がテレビ・新聞などのマスコミに出演したり
取り上げられたときにはすぐ、見たよというハガキを書いて励まします。
⑤著作物など送ってきたとき、すぐに読み感想文をハガキで書きます。
私はメール、パソコンをやりませんので手書きです。字は下手な方が良いのです。
下手であればあるほど相手に安心感を与え、
親しみを感じさせ、相手方に優越感を与えるのです。
テレビのサザエさんは四十五年以上続き、
高視聴率を保っているのは磯野家の人は少し間が抜け不完全な人だからです。
私は以上のことをして、味方づくりに日夜努力しています。
たった五十円の一枚のハガキで一言の言葉で人を慰めたり、励ましたりして、
縁を深めることができるのであれば、これほど意義ある事は無いと思います。
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お墓参りで④のご先祖様に感謝する機会がお盆にはあるでしょう。
西中先生は三年前お亡くなりになりましたが、いつもお会いすると必ず
味のある文字、温かい言葉が書かれたハガキをいただきました。
ご本人が無茶苦茶情熱家でエネルギーあふれた方でした。
弁護士として訴訟の無い世の中を目指しておられました。
大阪弁護士会館であった偲ぶ会にも多方面の方々が何百人も参列しておられました。
その方の本当の功績はお葬式を見ればわかるとも言います。
昨今のネット社会にあっても手書きのお葉書をいただくと本当にうれしいものです。
一通のメールをもらうよりも深く印象に残ります。
ネット社会の今だからこそ手書きの価値が高まっています。
私は絵はがきを使っています。コメント欄が少なくすみますので。
味方を増やすというと打算的に聞こえますが、
敵よりも味方が多い方が豊かな人生を送れます。
味方の中でも、この人にはかなわないな、ここがすごい、こんな人になりたい、
という人達との出逢いがあれば、味方の中の味方にしてしまいましょう。
近づいて吸収して真似してみましょう。接点が多い、関心が高いほど近づきます。
ある社長さんは、離れて暮らすお母様に十年間毎日ハガキを送り続け、
お母様は毎日そのハガキをポストの前で待っていたそうです。
それはお母様が亡くなるまで続き、
何束にもなったハガキをお棺の中に入れて見送られたそうです。
良い事はTTP(徹底的にぱくる)してみましょう。お客様の心に残ります。
今月もありがとうございます。

日本電子工業株式会社
山之口良子


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