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変化できる会社に競争力

2020年07月15日 [ 社長コラム ]


今年の梅雨はそう降らずに穏やかに過ぎて良かったです。
未だ、コロナ禍の中、感染拡大は一進一退を繰り返し、
沈静化する様子はありません。
皆様、ご家族の方々含め、手洗いうがいマスクで防御し、
明るく笑って免疫力を高めて吹き飛ばしましょう。
今年も皆様へ賞与をお支払いできること、本当に幸せなことと思います。
仕事がある、仲間が居る、お客様がある、
事の有りがたさ、身にしみて感謝感謝です。
今回は、日経新聞六月二三日マネーフォワード辻庸介社長の
「変化できる会社に競争力」について書きます。
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どう発想を切り替え、舵取りを刷新するか、
新型コロナウイルスが企業経営者に突きつける課題だ。
激しい変化に対応できる会社が生き残り、
従業員のやる気を引き出す環境作りが重要になる。
会社とは何か、自分は何のために働くか、
そういう本質的なことを考える人が増えたと思う。
監視することで従業員を働かせるといった外発的動機による管理は難しくなる。
働く人が自らモチベーションを高めて頑張る内発的動機が大事になっていく。
この時期に業績が苦しいから売上高を一円でも増やせと命じる経営者の元で
やる気が出るかと言えば、出ない。
会社は価値を提供するからこそ存在できる。
その価値をもう一度社内で共有し、
社会をよくする為に何ができるか議論し行動すれば
内発的動機が高まるのではないか。
この先、業務提携の相手を選ぶなら、コロナ問題のなかで
次々と新たな手を打っている会社にすべきだ。
確かに、こういう状況で適切に動き、変化できる会社が競争力を持つ。
三年、五年後に差が出る。今変われない会社は永遠に変われないと思う。
多様な人財が集まっている会社が競争力を高める。
オンラインとオフラインを組み合わせることが生き残りに必要だ。
コロナによってイノベーションが進んでいない分野が浮き彫りになった。
教育と医療が目立つ。
イノベーションはITに強い人がいれば起きると言うものでは無い。
その分野の事情や構造を理解していないとだめだ。
業界に関する深い知識経験とテクノロジーの掛け合わせがイノベーションを生む。
リスクを取れる人が居ないとその分野は変化しない。
DXは進み、AIが進化すれば仕事のやり方も変わり、
無くなる雇用もある一方、生まれる雇用もある。
どこに需要が生じるか読み、自分のキャリアを合わせる戦略が個人に求められる。
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このコロナ禍の中、働き方はがらりと変わりました。
朝礼でいつもお話ししますが、五八年生かされてきたJEIが
今こそ何ができるかを真剣に考え、
自分たちの業務でお客様のお役に立つ製品、
お困り事を解決するサービスがご提供できないか、
頭を絞るときです。
私達が今居るセキュリティ業界、電気錠の世界を良く知っている私達が
Iot機器やネットワーク技術を手足や五感として使いこなせば
より安全に便利にする技術を提供したら、そこに化学反応が起きます。
まさに今のJEIのベテラン陣と若い世代の人たちの化学反応そのものが
イノベーションを生むのです。
イノベーションというと、大上段に構えた
すごい発明のようなイメージかもしれませんが、
お客様がオッと驚く、はっとする、良いねと喜んでくださる、
その積み重ねがJEIのイノベーションです。
今月もありがとうございます。

株式会社JEI
山之口良子


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