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水風井(すいふうせい)

2021年05月28日 [ 社長コラム ]


過ごしやすい季節となりました。
今月は易経、水風井(すいふうせい)について書きます。
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昨年、冬至占いでも取り上げましたが、
中国の四書五経の中で最も古い易経(えききょう)は四〇〇〇年ほど前に書かれた書物です。
この世の物は全て陰と陽に分かれ、陰と陽は優劣はなく、両方あって成り立っている。
この世に変化しないものはない、栄えていてもいつまでも続くわけではない、
不遇であってもいつまでもそのままではない、常に変化している。
その変化の兆しを観る(目で見るのではなく、心で感じ取る)と、
自分の出処進退を誤らず、その時にぴったりの事をすればうまく行く
という教えが七六の物語に綴られています。

占いの本と言われていますが、君子占わずともあり、
身の処し方をしっかり見極めれば、占う必要は無い、
つまり人に決めてもらわずとも自分で判断できる、という意味なのです。

私は毎年、冬至占いをします。
今年の卦は「水風井」でした。井戸のお話しです。
井戸は村の中心にあって場所は動かない。万人に平等に水を供給する、人々を養う。
しかし、くみ上げる人が居なければ腐ってしまう。釣瓶や桶がなければ水をくみ上げることはできない。
これを自分なりに解釈すると、私の役割は従業員の皆さんに会社の進むべき方向を示し、
仕事や仕事ができる環境、設備を用意して力を発揮してもらえるようにすること。
社員皆さんがどんどん私からくみ上げてくださると、エネルギーがどんどん湧いてくる。
誰もくみ上げてくれないと腐ってしまう。
私自身が自己研鑽して常に心を高めていかないと人間が駄目になってしまうので、
誰よりも学ぶ事が大切と読み取れます。

私一人では何もできません。従業員の皆さんの中で、
何ができるかを真剣に考えて行動してくれる人がどれだけ居るかによって
企業の命運は決まります。
お互い切磋琢磨し、井戸の水をくみあって、
フィロソフィを学び合い、高め合って行きましょう。
必ず、チームの力で目指すところへたどり着きます。
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株式会社JEI
山之口良子

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