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出会いや学び、予想外を受け入れて

2022年05月27日 [ 社長コラム ]


春は足早に過ぎ、季節の移ろいに棹さしたくなるこの頃です。
JEIは今年四月一日、三名の新しいメンバーを迎えました。とても嬉しいです。
今月は二〇二二年三月一日、日経第二部 選ばれるから選ぶ就活へ、
山口周氏コラム「出会いや学び、予想外、受け入れて」から書きます。
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就職先の選択ではどんな仕事をやっている会社かと
同時にどんな人が集まってくる会社かが大切だ。
仕事の価値の半分は同僚で決まる。
私自身三〇過ぎまで勤めた電通で同僚として出会った人達はその後も大きな財産になっている。
仕事をすると得られる報酬は大きく三つに分けて考えられる。
第一にお金(金融資本)日々の生活にも必要で、
大学に通い直したい、MBAを取りたいと思ったときに
お金があればキャリアを広げてくれる。
第二には会社の仕事を通じて身につける知識やスキル(人的資本)だ。
私自身、電通で身につけた統計学が一生使える知識として
コンサルティング会社に就職してからも役だった。
第三が仕事をする上での信用や評判(社会資本)。
これはどういう同僚や仲間を持つかによって決まり、それがお金を生み出す元になる。
電通時代、自分が書いたコピーよりも
顧客企業の経営問題についてのアドバイスの方がありがたがられた。
それがきっかけで外資系コンサルの世界に入った。
最初の転職を除けば、知り合いから声がかかり転職を重ねてきた。
仕事に誠実に向き合い、他人を攻撃せず、フェアな仕事をする。
徳を積み上げることが大事だ。
仕事選びの大前提として就職活動を深刻にとらえすぎなくても良いと思う。
米スタンフォード大学の教育心理学者、クランボルツ教授によると、
個人のキャリアの八五%は予想しない偶発的なことによって決まる。
成功する人は意に沿わない事でも前向きに受け入れる傾向が強いという。
どの会社でも仕事は楽しいものだし、成長する人はどこに行っても成長する。
与えられた条件下で人的資本や社会資本を最大化することを考えれば良い。
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若い方は最近の就職活動を、ベテランの方は遠い過去の就職した時のことを思い起こされるでしょう。
JEIは新卒、中途採用両方に力を入れています。
毎年、有望な新入社員がJEIの仲間に加わっています。
就職面接というと、企業が応募者を審査するというイメージですが、
逆にJEIも応募者から審査されています。
会社の外観、内部の整理整頓清掃の状況、一番大切なのはどんな人が働いているのか、
自分が就職したら一緒に働くわけですからとても重要視して当然です。
極端に言えば会社が小さくてもぼろぼろでも
魅力的な面接官だったり、すてきな上司が寄り添って親身に話ししてくれると、
この会社良い会社だな、一緒に働きたいな、と思ってくれるでしょう。
目の前の仕事を一生懸命やる、意に沿わない事でも打ち込んでみる、
仕事を好きになる、私の仕事、あなたの仕事でも無い仕事をやることで量をこなす、
仕事の力がつく、楽しくなる、好循環が生まれます。
好きこそものの上手なれ、成長の原動力です。
毎年、すてきな仲間が増えているということは、
JEIがやっていること、働いている人の魅力がアップして、
それを正しく伝えられているからです。
しかし、人磨き、会社磨きに終わりはありません。
今日もお互いに磨き合い、高め合い、伝える力をつけて、
もっともっと素晴らしい仲間を増やしていきましょう。
今月もありがとうございます。
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株式会社JEI
山之口良子


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