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速さだけで無く人間力を

2023年07月14日 [ 社長コラム ]


今回は日経新聞スポーツの流儀欄、「速さだけで
無く人間力を」について書きます。
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観客が誰も居ないサーキットにエンジン音が響き
渡る。コースを次々とフォーミュラカーが走り去
る。マシンに乗り込んでいるのは幼さも残る 16
から 18 才の若手ドライバーたち。ホンダレーシ
ングスクール鈴鹿、トヨタTGR-DCレーシン
グスクール、若手ドライバーの登竜門である。
世界に挑戦するのは時間との闘いでもある。
F1に挑戦したいのであれば、16、17才で海
外に出て行かないと、と校長の佐藤琢磨は指摘す
る。19年にスカラシップを獲得し仏F4に挑戦
した岩佐歩夢は、当時18才の僕は最年長だった
と言う。とはいえ、文化も習慣も違う欧州での挑
戦となればハードルは高い。ましてモータースポ
ーツは車という道具を使う。その道具を多くのエ
ンジニアらの協力の下に速く走るように仕上げな
くてはいけない。上のカテゴリーにステップアッ
プするにはスポンサーの協力も欠かせない。
元F1ドライバー中野信治は、「そこで問われる
のは人間力だ」と話す。海外に出れば日本のよう
な、あうんの呼吸は通じない。速さを持っていて
当たり前。速さだけでは上に上がっていけない。
自ら主張し、協力を取り付けなくてはいけない、
その上で本気で世界と戦うなら「語学にしろ、ト
レーニングにしろ、やらなきゃいけないと思って
いるうちはだめ。やるのが当たり前にならなきゃ
いけない」と強調する。現在F1の一つ下のカテ
ゴリーF2で戦う岩佐は「そういった心構えの部
分が一番心に残っている」と言う。日本で培った
人間力にも磨きをかけ、一日も早いF1昇格を目
指している。
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F1の世界でも技術だけで無く人間力がものを言
うのですね。とても意外に思いましたが、やはり
世界のトップに立つということは、技術技能と人
間力は両輪、どちらも磨いていく事が大切なので
すね。10 代前半やミドルティーンで世界に出て
行く人たち、スケートボードやスノーボードでも
活躍を目にします。怖いもの知らずの度胸と、ま
わりを味方につけ、日本国内だけにとどまらず、
世界という舞台で自分の夢を実現するという大き
な目標に、何の迷いも無くまっすぐ進んでいく姿
は清々しく、雄々しく、頼もしいです。
若くても年齢が高くても、この姿になりたいと思
えばなれます、近づいていきます。稲盛塾長曰く、
人生心に描いたとおりになるのです。だから心に
なりたい自分を描きます。実現の為に、自らの技
能を磨くのは当然。資格試験に挑戦する、新しい
技術を取り入れる、大きな仕事に挑む。周りの人
の応援がもらえるように自ら燃える、その姿に共
感する人たちが集まり、仕事のチャンスが増える、
スポンサーがつく、渦の中心になってぐるぐる回
り始める。面白いと思いませんか。待っていても
来ません。自分から渦を巻き起こしましょう。
JEIパーソンは巻き込まれるのも大好きです。
鈴鹿サーキットでJEI営業車レースとかやって
みたいですね。いつもありがとうございます。
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株式会社JEI
山之口良子


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