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企業繁栄への道

2024年07月12日 [ 社長コラム ]


今回は坂東太郎(茨城,栃木,千葉,埼玉などに
展開する和食レストラン)青谷会長と南薩食鳥
(鶏肉加工)徳満社長の対談、企業繁栄への道、
月刊『致知』より書きます。
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青)小が大に勝つ方法は唯一、大手と戦わない、
その土俵に入らないというやり方です。
戦わずして勝つ、という孫子の言葉です。
大手は強いからまともに戦ったら
勝てるはずが無い。三番手の立地、自分たちの
価格を維持、同じ店は作らない。
徳)競争相手は同業他社では無く自分自身。
心の内にある怠惰や臆病、保身といった弱さに
打ち克ち、叱咤激励して挑戦することが
私たちに求められる戦いだと考えています。
大手が魅力としない、得意としない、
そういう市場を造り上げていくことを、
細々とした歩みながらも心がけてきました。
リスクを取ってでも挑戦し続けなければ
後発企業は生き残ることが出来ないんです。
リスクはチャンスでありメリットだと
捉えるべきだと社員につたえています。
やらないうちからできない理由を並べて
逃げたり、途中ですぐに諦めたりしていたら、
成長の機会は得られなかったですし、
当社のビジネスモデルは確立できなかったと
思います。私どもの経営理念は喜びづくり、
経営ビジョンは幸福の創造です。
青)やっぱり一つの理念が働き出すのには
30年くらいかかるかなと感じています。
自分がくじけないための戒めとして、創業の時に
「親孝行」を中心においてスタートしました。
たった一人だけ「すごいな」といってくれた
先輩がいました。「経営理念は必ず働くよ。
働いたら本物になる」と。
徳)幸福を創造するためにはまず自分自身が
幸福で無ければなりません。
自分を犠牲にして人に尽くすのは尊いですが、
それには限界がある。自分が幸福を感じながら
周りの人たちに喜ばれるささやかな貢献を
していく、これが幸福創造企業の社員の姿です。
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特徴ある成長企業を創られたお二人の言葉は
示唆に富んでいます。
小が大に勝つ方法というより、戦わずして、
独自の市場を創りだし、そこでトップになる。
事業の目的、理念を明確に持ち、愚直に
何十年も続けていく、理念が血肉化し、皆が
その理念にそって行動できるようになって初めて
理念経営となり、業績に現れる。
やらないうちから出来ない理由を並べず、倦まず
弛まず試行錯誤を重ねて少しでも前に進む。
そんな姿を見たら親御さんはとても喜んでくださる
のではないでしょうか。究極の親孝行だと思います。
私たちがいるドメインは大変恵まれた領域です。
ピンチはチャンス、出来る理由を探して、
諦めず腐らず、今の仕事を守りつつ、
新たな挑戦を続けて、幸せになりましょう。
いつもありがとうございます。
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株式会社JEI
山之口良子


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