甲子園がゴールじゃ無い

2025年05月28日　[ 社長コラム ]

桜、ツツジから新緑の季節になりました。
今月は日経新聞3月30日
「甲子園がゴールじゃ無い」
花巻東高校野球部監督佐々木洋氏
インタビュー記事について書きます。
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大谷翔平と菊池雄星の
2選手を育てた佐々木監督は、
異彩を育てるは目標設定にあると言い切る。
物事を非常識に考えることを大切にしている。
人財育成は
経営や異業種から学んだ事の方が多い。
高校は人生の滑走路だ。
だとすれば、どこに飛び立つかが大事。
私の仕事は甲子園に連れて行くことではなく、
後の60年を勝たせることだ。
セカンドキャリアの可能性を
考えることが大事、
大谷や菊池にもこの話をしている。
ナポレオンヒルの「思考は実現する」を読んだ。
子供達が自主性と主体性を持つためには、
目標設定の仕方をしっかり教えることが重要だ。
良い思考を持つ人と濃厚接触し、
他人や環境のせいにする思考の人とは
ソーシャルディスタンスを保ちなさい
と呼びかけている。
81マスの真ん中に将来の夢や目標を書き、
その周囲に中間目標や行動計画を書き込む
「マンダラチャート」を採用して、
大谷選手らに取り組ませた。
菊池から勉強になる話を聞いた。
日本は減点法で米国は加点方。
日本人は平均的な人財を作りたがる、と。
非常識と感じる夢でも目標を掲げることで
一歩ずつ近づく。夢は持っているだけではダメ。
目標を具体的に立てるからこそ、実現に近づく。
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花巻東高校は倫理法人会員で
職場の教養も読んでおられるそうです。
すごい選手が巣立っていく土壌は
一朝一夕にできたわけでは無いのです。
私もマンダラチャートやってみましたが、
目標に対してやるべき事やりたいことが
明確になって行き、
自分のイメージがはっきりと見えてきます。
すごい選手を輩出するには才能あふれる
優秀な選手が入学してくれないと
実現できません。
プロ野球選手や大リーガーは勿論、
大学進学も就職も実績が無かった事に気づき、
まずキチンと教育して
大学や企業がほしがる生徒を育てる事を
目標にされたそうです。
これら全て企業経営に通じます。
企業格差は人材格差です。
良い人財、良き風土、何よりも
事業の目的が明確であることが大切です。
幸いＪＥＩはこれらが揃っています。
浮上しないわけがありません。
皆さんの仕事、皆さんの人間力が
素晴らしい人財を呼び寄せます。
ついつい減点法になりがちですが、
良い点を見る加点法で互いに成長しましょう。
心を高め経営を伸ばし、
お客様に能動的に選ばれる会社になりましょう。
今月もありがとうございます。
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株式会社ＪＥＩ
山之口良子