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3月18日(火)もう一押し

2014年03月18日 [ 広報ブログ ]


Kさんは、住宅販売会社に入社して1年目です。

優しい性格、人あたりの良さが長所ですが、営業成績は今一つ伸び悩んでいました。


ある朝、通勤電車の座席に座っていると、荷物を抱えた高齢の女性が、Kさんの前に立ちました。

Kさんは勇気を出して、「どうぞお座りください」と声をかけましたが、

女性は「大丈夫ですから」と辞退しました。


いつもなら、それ以上声はかけないKさんですが、女性の表情は今一つ冴えません。

<遠慮しているのかもしれない>と思い、もう一度声をかけました。

すると、「そう、悪いわね。それなら座らせていただくわ」と座席に座ったのです。


<もう一度声をかけてよかった>と、安堵したKさん。

そして、営業に回る時も、決めかねているお客様への「一押し」が、決断につながったケースがあることを思い出したのです。


日常の一コマから、自分に足りない部分に気づいたKさん。

これまでためらっていた「もう一押し」で、Kさんの仕事の業績は伸びていきました。


今日の心がけ◆気付きを仕事に活かしましょう


【引用:職場の教養 3月号】



日常を過ごしていると、なかなか“気づく”ということがありません。

これまでと同じ事をし、これまでと同じように過ぎていく。

そこになかなか“気づき”は生まれません。


ただ、同じ事をし、同じように過ぎていっているようなに見えても、

やはり少しづつ違っています。


仕事をしていても、日々慣れていき、処理が早くなり、

自分では同じ事の繰り返しと思っていても、繰り返しではないことが良くあります。


“気づき”は、意識をして気にして見ないと必ず見過ごします。


我が社の研修・勉強会のレポートはタイトルが『気づきメモ』と書かれています。

研修や勉強会で習った事の中で、自分が気づいた事を書く。

何事に対しても、気づくことはいくつになっても大切な事だと思います。


また、気づいた事は実践する。これもまた大切な事だと思います。


最後に、席を譲る行為は結構勇気の要るものです。

できれば素直に席を譲られていただけたら有り難いと思います。


ありがとうございます。



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