5月14日(水)親友からのメール
2014年05月14日 [ 広報ブログ ]
毎日、職場に向かうことが嫌でしょうがないIさん。
休日返上で勤務することも多く、仕事量の多さに疲労が溜まっていました。
扱いの難しい業務を頼まれる度に<また面倒な仕事が回ってきた>と、嫌な顔を見せていました。
そのつど上司から「またその表情が出たね」と指摘されます。
<もう転職した方がよいのかもしれない>と思い始めたある日のことです。
学生時代、部活動で苦楽を共にしてきた親友から、Eメールを受け取りました。
内容から、親友も同じ境遇にあると知りました。
メールのやりとりを通じて、「苦しい中に楽しさを見つけていくことが本当の仕事だ」と思い至ったのです。
辛いのは自分だけではなく、親友も同じように悩んでいることを知って、気持ちが軽くなったIさん。
学生時代とは違う、社会人としての責任ある立場を受け止められていなかった自分を、客観的に見ることができました。
翌日から、与えられた仕事に対して、<まずやってみよう>という新鮮な気持ちで臨むことができるようになったのです。
今日の心がけ◆昔の友人を大切にしましょう。
<引用:職場の教養5月号>
以前受けたセミナーで、人はついつい
“知っている”
“正しい”
“合理的”
“安全”
“まとも”
と認識している事は、経験したことがあり、やっていても居心地が良いので、これらにあたる仕事をやりたいと思うものだそうです。
これに対して、
“知らない”
“正しくないかもしれない”
“合理的ではないかもしれない”
“安全ではないかもしれない”
“まともではないかもしれない”
これらにあたる事、要するに経験の無い仕事について、避けたがるそうです。
それは経験が無い、つまり、やったことが無いから《恐怖》や《不安》という感情が生まれるからです。
その恐怖と不安に挑み、新たな事をし成果を得るということは、今ある殻から飛び出すことになります。
飛び出すと、その時には既に経験が増えたことになります。
これが成長となります。
これを繰り返して経験を増やす事によりどんどん殻が大きくなります。
居心地良く居たいという欲求と、良い仕事をしたいという欲求は相反することが多いと以前社長からいただいた手紙にありました。
居心地良い仕事ばかりをしていると成長が止まるということです。
あと、「自分ばかり・・・」と思っている人が居たならば、
自分しか見ていない、見えていないのでは無いですか?
人って都合の良いものです。
都合の良い所だけ見て、都合の良い解釈をしてしまいがちです。
少ない情報量の中で、独自の判断をする。非常に危険だと思いませんか?
「知らない」は方便であり、知ろうとしていないのではありませんか?
「聞いていない」は言い訳であり、聞こうとしていないのではありませんか?
日々、正しい判断と困難に立ち向かう勇気を養いたいものです。
ありがとうございました。