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5月29日(木)仕事と真心

2014年06月04日 [ 広報ブログ ]


江戸時代の農政家・二宮尊徳は、現代でも多くの人々から愛されています。
その教えは、今を生きる私たちに様々なヒントを与えてくれます。

尊徳は「道歌」として、こんな教訓を遺しています。

 丹精は だれしらずとも おのづから 秋のみのりの まさる数々

意味は「真心を込めた働きは、誰かが見て誉めてくれなくても、秋になれば収穫が多く、その質も良い」というものです。

私たちの仕事は、周囲から注目され、努力が人目につきやすいものもあれば、そうでないものもあります。
人知れず努力と工夫を重ねているにも関わらず、周囲から正しく評価が得られない場合もあるでしょう。

だからといって<どうせ自分の仕事は役に立っていないのだ>と自信をなくし、やる気をなくしては、開ける道も開かなくなります。

尊徳の道歌は、努力は決して無駄にはならないと教えています。
丹精を込めて目の前の仕事に打ち込めば、やがて豊かな実りの時期がやってくるでしょう。


今日の心がけ◆今の仕事に全力を注ぎましょう


<引用:職場の教養5月号>


「上司(会社)は、ちゃんと自分を評価してくれない。」と言う人がいます。

こんな発言をする人の大半は、よっぽどの自信家か、社会人になって1年~3年足らずの少し仕事に慣れ自信をつけててきた人が多い様に思います。

そのような人は、恐らく「自分は評価に値する仕事をやっている。」と自己評価しているからこそこのような発言がでるのでしょう。

また、その自己評価は恐らく「あの人より・・・」等と狭い世界での自己評価が大半でしょう。


ただ、それを聞く度に聞きたくなります。

「評価されるために仕事をしているのですか?」と・・・
「人の目を気にして仕事をしているのですか?」と・・・

『評価』はあとからついてくるものだと思います。

総務の仕事って結構評価されていない仕事が多いんです。
社員の皆さんが当たり前と思っている事をする。
それが総務の仕事なんです。

それが判っているから、評価されなくても、感謝されなくても、褒められなくても、私は自分の仕事は当たり前の事と思うからこそ、誰の役にも立っていないとは思いません。

勿論、やってあげている等、恩着せがましい事も思っていません。

社員の皆さんが、快適に仕事が出来るようにするのが総務の仕事です。
社員の皆さんが、求める所まで、まだまだ出来ているとも思いません。

ただ、私は、私が今できる仕事を(これでも)全力でしているつもりです。

全力で、仕事をしていれば、評価なんて気になりません。

当たり前を最善の当たり前にするために、何か出来ることは無いかと考え、仕事をする。
それで良いと思います。

ありがとうございました。


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