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7月2日(水)「慣れる」と「馴染む」

2014年07月02日 [ 広報ブログ ]


7月になり、新しく入社した人や部署が変わった人お、職場に慣れた頃でしょう。
ところで、「慣れる」と「馴染む」の言葉の意味を知っていますか?

辞書を引くと、それぞれ同じような意味を持つ他に、異なる意味もあります。

慣れるは「なじんでうちとけすぎる」、
馴染むは「しっくりする。調和する。とけあう」です。

職場に慣れることは大切ですが、慣れすぎると先輩や上司に対する礼節を欠き、人間関係や仕事で思わぬトラブルを招くことがあります。

一方、馴染める人は、礼節を疎かにしません。
緊張感をほどよく保ちながら、良い人間関係を気づいて、仕事上のミスも少ないものです。

職場になじめる人に共通する特徴は、さわやかな挨拶ができることです。

「親しき仲にも礼儀あり」という格言は、現代でもそのまま通用するでしょう。

これまでの仕事ぶりを自分で客観的に評価して、職場に慣れ過ぎず、
しっかり馴染んでいきたいものです。

今日の心がけ◆ほどよい緊張感を保ちましょう

<引用:職場の教養 7月号>

「馴染む」より「慣れる」という言葉を良く使っていた様な気がします。

慣れるの「慣」と馴染むの「馴」のナと呼ぶ漢字が違います。

漢字の意味を調べてみました。

「慣れる」の「慣」は・・・

[音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]なれる ならす
[学習漢字]5年
1 何度も同じ事を繰り返してなじむ。「慣熟・慣性・慣用」
2 いつも繰り返してきた行い。ならわし。「慣行・慣習・慣例/旧慣・習慣」
[名のり]みな

「馴染む」の「馴」は・・・
[人名用漢字] [音]ジュン(呉) [訓]なれる ならす
言いつけにおとなしく従う。なれる。ならす。「馴化・馴致」
[名のり]なれ・よし


漢字の呼び名は同じですが、意味は根本的に違うようです。

「慣れる」は繰り返し行っている、毎日行っていることに対してであり、
「馴染む」はそこに“心”“意識”が加わっているような気がします。

単に「慣れる」ではなく「馴染む」ことにより、
相手・仲間・部署・お客様に対して、
相手を敬い、心からうちとけようとする意識がある気がします。

「親しき仲にも礼儀あり」

この格言は、いくつになっても、何年経っても忘れてはならない事ですね。


有り難うございました。



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